東白川村夏祭り
FeelGreen2007
8月 14日 開催


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2007年04月06日

「今年は桜、見てないなぁ」と夜、中学校の校庭に行った。

駐輪場の前の桜の木にもたれると、桜の花がまるで僕を包み込んでくれるみたいに視界が桜色に変わる。

その枝の向こうには昔、中学校の玄関があったはずだ。
昔の校舎、こんなに狭い幅の中に建ってたんだな。
校長先生に怒られた校長室、麻雀ゲームを習った職員室、夏休みの作品が置かれた家庭科室、はだしのゲンを読み漁った図書館、居眠りしたままみんなに置いて行かれた理科室・・・。
ごうごううるさい灯油ストーブ、建て付けの悪い窓、一斉に落ちてくる屋根の雪・・・。

笑ったり泣いたり、怒ったり怒られたり。
色んな子を好きになったけど、でも1回も言えなかったりしてね。
テストで志望校を諦めなければいけなくなって泣いてるあの子を、遠くから見ているだけだったりね。
女の子からのさりげない告白にわざと気付かない態度を取っちゃったり。

友情・・・なんて言うほど大それたものでもなかったけど、何となく心地良かったり、何となく苦手な子もいたり。
グループで日記代わりにノートを回して、それに文章書いたりイラスト書いたり、ノート1冊が数日で終わっていくのが嬉しくって。

村を出て行くことに不思議なくらい不安はなくって、ただただ好奇心だけが原動力だった15歳。
今から何年前だろう、なんて計算すること自体意味のない、そう、「いつかの出来事」だ。


校舎は新しくなったけど、ここにはまた今の子達のドラマがあって。
そんな一人一人の子供達の荒々しくて繊細な一時代をこの桜の樹は毎年咲かせる花と共に見守っているんだな、と思うと、何だかこの樹がすごく大きな存在に思えた。
posted by 田口房国 at 23:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 不作日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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