性善説、性悪説・・・
公務員にはついつい性善説を期待してしまうのです。
長野の田中知事が知事最後の日の感想を聞かれて「今日も一日奉仕するだけです」と言った言葉を嘘でもいいからすべての公務員に期待しちゃうのです。
最近ではことあるごとに公務員が槍玉に挙げられますが僕はそこまでは思わない。
施策の失敗などは結果論であり、それに関して「税金の無駄遣い!」という無責任な人達を良しともしないし、そういうことに当事者が負い目を感じることもないし謝ることもないと思う。
ただ今回、謝っている。
それは「悪いこと」をしてきたからと分かっているから。
行政と会社はやはり違うと思う。
今回の事件は組織ぐるみといえど、会社の利益を守る「脱税」だとか「粉飾決算」とは違う。
どちらかというと個人のための「横領」である。
普通社員が横領をしていたのが分かったらその社員は即クビだろう。
それが今回社長(知事)以下みんなで「横領」をやっている。
そんな会社があるだろうか?
そんなことを続けてたら普通の会社だったら潰れちゃう。
でも潰れないのはやっぱり「行政」だからだ。
潰れないことが無意識にわかっているからやるんだろう。
先日、東濃信用金庫で横領事件があった際、数日後支店長が会社にお詫びの挨拶に来た。
もちろんうちだけでなく取引先全てをまわったのだろう。
このような不祥事があれば、信用を落とす、客が遠のく、業績も悪くなる・・・。
そう考えて当然このようなお詫びを言ってまわるわけだ。
でも行政はどうだろう。
今回の件に関してすべての県職員を動員してお詫びにまわる気なんてあるわけないでしょ?
当事者が責任とって、あとはいつもの仕事をするだけ。
監査とかは厳しくなるかもしれないけど、仕事がなくなるわけじゃない。
食っていけなくなるわけじゃない。
これは「甘え」というよりはシステムの問題もあると思う。
僕もよくわからないけど、補助金とか全部使わないと次から減らされる、とか。
で、無理やり使おうとする。
ちゃんと使って余った分があるなら返して、またいる時にもらえば?って思うけど、そうやるといる時にもらえないのが今のシステムらしい。
僕らの夏祭りでもそうだからね。
システムは基本的に性善説を採用している、いや採用せざるを得ないのか。
難しい問題です。
ちなみに昨日の日記で
(多分遊びに使ったけど言えなくて「燃やした」と言ってると思うけど)
って書いたらホントに遊びに使っていたみたいですね。
うちの会社で納めた税金、まるまる県職員がいいもの食べたり女を抱いたりするために使ったと思うと理屈はどうあれやっぱり腹立たしいです。
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2006年09月05日
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